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ぴっぴら帳 & さよならぴー兄さん [漫画]

Amazon.co.jpで、こうの史代の『ぴっぴら帳(1)(2)』をレコメンドされた。文庫版が今年1月に発売されたらしい。ちなみに「帳」は「ノート」と読む。

しかしこの『ぴっぴら帳』。実は私、すでにアクションコミックス版を持っていたのだった。

こうの史代の代表作といえば終わりのないヒロシマの戦後を淡々と描いた『夕凪の街 桜の国』だが、『ぴっぴら帳』は軽妙な4コマ漫画であり『夕凪』とは対照的な作品である。

主人公は、町の小さな食堂で働く玉村キミ子と、セキセイインコのぴっぴらさん。こうの自身と、彼女が飼っていたセキセイインコのすずしろがモデルのようだ。

1人と1羽の日常が、ほのぼのとしたタッチで描かれる。

いのうえ食堂の店主夫妻、女友人の串田かつみ、ジャンボセキセイのジャンボさんなど脇役も登場するが、基本的にはぴっぴらさんにまつわるエピソードが中心。

窓の桟とカーテンを左右の足でハの字につかみ股間から顔を覗かせたり、ハシゴ付きブランコのハシゴの隙間にカラダをねじ込んでみたり、びっびらさんは漫画の中で奇妙な行動を連発する。

インコ、オウム類は性格が陽気で、愛嬌のある鳥。ケージの扉をくちばしで器用に開けたりするなど知能も高い。

実際に飼った経験のある人なら、ぴっぴらさんの数々の奇行(笑)に共感できるはず。反面、飼養経験がないと理解しがたい行動描写も多いが……ww。

この作品を読んで小鳥に興味が沸いたら、ぜひ飼ってみることをオススメしたい。鳥は想像以上に感情豊かな生き物なのだ。

拙宅で飼っているのは文鳥だけれども、好きな人の指を甘噛みしたり、掌で眠りこけたりするかと思えば、本気で怒ると目がつり上がり、勝てる見込みのない巨大な相手にも勇猛果敢に立ち向かう。文鳥の性格は典型的なツンデレ気質である(笑)。
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↑キーボードやリモコンなど、ボタンの上に乗るのが好き(足裏指圧?)。

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↑遊び疲れると掌にすっぽりうずまり、まぶたも重くなってくる。


訃報
「文鳥さん専用あぷろだ」のカリスマ的存在だった桜文鳥のぴー兄さんことぴーちゃんが、本日、天に召されたとのこと。同あぷろだで我が家の文鳥こもさん(a.k.a.マスター)と写真コラボさせていただいたり、別荘作りの参考にさせていただいたりと間接的ながら大変お世話になりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。在りし日のぴーちゃんの可愛らしい様子をご紹介します。




ぴっぴら帳 1 (双葉文庫 こ 18-2 名作シリーズ)

ぴっぴら帳 1 (双葉文庫 こ 18-2 名作シリーズ)

  • 作者: こうの 史代
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2009/01/20
  • メディア: 文庫



ぴっぴら帳 2 (双葉文庫 こ 18-3 名作シリーズ)

ぴっぴら帳 2 (双葉文庫 こ 18-3 名作シリーズ)

  • 作者: こうの 史代
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2009/01/20
  • メディア: 文庫



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by “My”アフィリエイトスカウト事務局 (2009-03-16 20:56) 

くひ

はじめまして。

眠れず、たまたま文鳥まんがを探していたら、よくYouTubeで楽しませて頂いていてお気に入りにも入れています、

ぴー兄さんの名前が目につきここを知りました…。

ぴー兄さんお星さまになっていたのですね

ぴー兄さんが柿を食べる姿や別荘でくつろぐ姿好きでした。

きっと空から見守ってくれている事でしょう。

私も文鳥を去年亡くしました。

ぴー兄さんと命日が近いので同じ桜文鳥同士、一緒にお空で遊んでたらいいなあなんて思います。

ぴー兄さん、飼い主さま
楽しませてくれてどうも有難う。
by くひ (2009-10-15 03:59) 

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