SUPER FAMICOM: THE BOX ART COLLECTION [本]
ひょんなことから、面白い洋書が発売されていることを知りオーダーしてみました。
SUPER FAMICOM: THE BOX ART COLLECTION(英BITMAP BOOKS刊)。その名の通り、スーファミソフト260タイトルのパッケージを、原寸大で収録した、ゴージャスなハードカバーの本です。
▲黒字に金箔押のタイトルが映える表紙。日本語で「スーパーファミコン。ボックスアートコレクション」の文字も入っておりますが、「・」と「。」を間違えちゃったんだろうなあ。
▲私が音楽を担当させていただいた、「マリオのスーパーピクロス」もバッチリ紹介!
▲不朽の名作RPG「MOTHER2」の対向ページには、味の素マヨネーズ製「もと子ちゃんのワンダーキッチン」(非売品)という、これまたレアなソフトが掲載されております。
どういう基準で260種類をセレクトしたのかがよくわかりませんが、私がプレイしたことのないようなマニアックなタイトルが多数収録されておりました。
筆者はSuperFamicomGuyという人物(twitterアカウント @SuperFamicomGuy)。過日、都内某所で偶然この方にお目にかかり、本書の存在を知ったのでした。
出版不況の影響で、日本ではこの手のマニア向けの本を作ってくれるチャレンジ精神旺盛な出版社は皆無。気になる方は、英国からお取り寄せするのが吉です。
惜しいのは、「MARIO PAINT」の日本語タイトルが「マリオとワリオ」になっているなど、日本語回りのミスがほどほどにある点。言ってくれれば校正したのにな~。(^_^)
SUPER FAMICOM: THE BOX ART COLLECTION(英BITMAP BOOKS刊)。その名の通り、スーファミソフト260タイトルのパッケージを、原寸大で収録した、ゴージャスなハードカバーの本です。
▲黒字に金箔押のタイトルが映える表紙。日本語で「スーパーファミコン。ボックスアートコレクション」の文字も入っておりますが、「・」と「。」を間違えちゃったんだろうなあ。
▲私が音楽を担当させていただいた、「マリオのスーパーピクロス」もバッチリ紹介!
▲不朽の名作RPG「MOTHER2」の対向ページには、味の素マヨネーズ製「もと子ちゃんのワンダーキッチン」(非売品)という、これまたレアなソフトが掲載されております。
どういう基準で260種類をセレクトしたのかがよくわかりませんが、私がプレイしたことのないようなマニアックなタイトルが多数収録されておりました。
筆者はSuperFamicomGuyという人物(twitterアカウント @SuperFamicomGuy)。過日、都内某所で偶然この方にお目にかかり、本書の存在を知ったのでした。
出版不況の影響で、日本ではこの手のマニア向けの本を作ってくれるチャレンジ精神旺盛な出版社は皆無。気になる方は、英国からお取り寄せするのが吉です。
惜しいのは、「MARIO PAINT」の日本語タイトルが「マリオとワリオ」になっているなど、日本語回りのミスがほどほどにある点。言ってくれれば校正したのにな~。(^_^)
Super Famicom: The Box Art Collection
- 作者: Bitmap Books
- 出版社/メーカー: Bitmap Books
- 発売日: 2016/05/01
- メディア: ハードカバー
新迷解 もっと!ポケモンおもしろことわざ [本]
今日はこどもの日! というわけで、すっかり告知を忘れていた子供向け絵本の紹介をさせていただきます。:-)
昨年12月に『新迷解 もっと!ポケモンおもしろことわざ』を上梓しました。おもしろ楽しいポケモンことわざと、かわいいポケモンイラスト満載のことわざ学習絵本です。
「子供たちが、ことわざに興味を持ってくれるように」との思いから2006年に制作した、『新迷解 ポケモンおもしろことわざ』の続編になります。前作から5年が過ぎ、その間、新しいポケモンが多数登場しました。『もっと!』にはイッシュ地方の新ポケモンたちのことわざも多く掲載されています。
イラストを担当してくださったのは前作に続き、小学館学年誌でポケモンまんがを連載されているあさだみほ先生。うっかりしたり、あわてたり、なごんだり……といったポケモンたちのさまざまな表情を、愛らしいイラストに仕上げてくれました。ブックデザインも前作同様、ヨーヨーラランデーズのお二人です。
↑オレンジ色のカバーが目印。カバーイラストもあさだ先生描き下ろしです。
↑「ポケモンことわざ」「オリジナルことわざ(元になったことわざ)」「オリジナルことわざの意味」「ポケモンのイラスト&データ」を掲載。ことわざ解説は東京女子大学教授・篠崎晃一先生に監修していただき、未就学児にもわかりやすい表現に努めました。(本画像には本文ルビがありませんが、書籍ではすべてルビが振られています)
ちなみに前作を紹介してくださっているブログや、通販サイトのレビューに「間違った意味を覚えてしまうのでは?」と懸念の声がありましたが、以下の理由から前作、今作とも「ポケモンことわざの意味」は掲載していません。
(1) 本来のことわざの意味を誤って覚えることを避けるため。
(2) 余分な文字情報を減らすことで、本来のことわざとその意味を読ませるため。
(3) ポケモンことわざとイラストから、想像力を働かせて意味を考えてもらうため。
(1)と(2)はつまり、「読む箇所が少なければ、必然的に本来のことわざと意味を読まざるを得ない」ということ。
(3)は子供の自由な発想でイラストをながめ、ポケモンことわざを読んでほしいということ。
例えば上記の「同じ穴のムンナ」のイラストからは、「なぜ、たくさんのムンナが穴の中にいるの?」「なぜ、みんな楽しそうな表情をしているの?」「どうして1匹だけ入れないの?」「上の2匹はどんな会話をしているんだろう?」等々、湯水のように疑問が湧いてきます。
その疑問の解を子供自身が見つけることで、想像力を育むこともできるんじゃないかな? と思うわけです。お母さん、お父さんがそんな質問を子供に投げかけてもよいかもしれません。
書店で見かけたら、ぜひ手にとってご覧ください。とはいっても、最近はシュリンクをかけている書店が多くて、中が見られないんだよなぁ。
昨年12月に『新迷解 もっと!ポケモンおもしろことわざ』を上梓しました。おもしろ楽しいポケモンことわざと、かわいいポケモンイラスト満載のことわざ学習絵本です。
「子供たちが、ことわざに興味を持ってくれるように」との思いから2006年に制作した、『新迷解 ポケモンおもしろことわざ』の続編になります。前作から5年が過ぎ、その間、新しいポケモンが多数登場しました。『もっと!』にはイッシュ地方の新ポケモンたちのことわざも多く掲載されています。
イラストを担当してくださったのは前作に続き、小学館学年誌でポケモンまんがを連載されているあさだみほ先生。うっかりしたり、あわてたり、なごんだり……といったポケモンたちのさまざまな表情を、愛らしいイラストに仕上げてくれました。ブックデザインも前作同様、ヨーヨーラランデーズのお二人です。
↑オレンジ色のカバーが目印。カバーイラストもあさだ先生描き下ろしです。
↑「ポケモンことわざ」「オリジナルことわざ(元になったことわざ)」「オリジナルことわざの意味」「ポケモンのイラスト&データ」を掲載。ことわざ解説は東京女子大学教授・篠崎晃一先生に監修していただき、未就学児にもわかりやすい表現に努めました。(本画像には本文ルビがありませんが、書籍ではすべてルビが振られています)
©2011 Pokémon. ©1995-2011 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
©Gaecen Ueno 2011 ©Miho Asada 2011 ©SHOGAKUKAN 2011
ちなみに前作を紹介してくださっているブログや、通販サイトのレビューに「間違った意味を覚えてしまうのでは?」と懸念の声がありましたが、以下の理由から前作、今作とも「ポケモンことわざの意味」は掲載していません。
(1) 本来のことわざの意味を誤って覚えることを避けるため。
(2) 余分な文字情報を減らすことで、本来のことわざとその意味を読ませるため。
(3) ポケモンことわざとイラストから、想像力を働かせて意味を考えてもらうため。
(1)と(2)はつまり、「読む箇所が少なければ、必然的に本来のことわざと意味を読まざるを得ない」ということ。
(3)は子供の自由な発想でイラストをながめ、ポケモンことわざを読んでほしいということ。
例えば上記の「同じ穴のムンナ」のイラストからは、「なぜ、たくさんのムンナが穴の中にいるの?」「なぜ、みんな楽しそうな表情をしているの?」「どうして1匹だけ入れないの?」「上の2匹はどんな会話をしているんだろう?」等々、湯水のように疑問が湧いてきます。
その疑問の解を子供自身が見つけることで、想像力を育むこともできるんじゃないかな? と思うわけです。お母さん、お父さんがそんな質問を子供に投げかけてもよいかもしれません。
書店で見かけたら、ぜひ手にとってご覧ください。とはいっても、最近はシュリンクをかけている書店が多くて、中が見られないんだよなぁ。