eneloop mobile booster × Wii

　三洋電機 USB出力付きリチウムイオンバッテリーKBC-L3Sを購入。内蔵電池充電用のUSB(miniB)ポートと出力用のUSB(A)ポートを備えており、DC5V 500mAを120分間出力可能。アドエスのサブバッテリとして申し分ない容量だ。サイズもコンパクトで、持ち運びが苦にならないのもいい(W70×H39×D22mm 約70g)。以前は単三電池4本を使った充電アダプター(Universal Battery Extender)を使っていたのだが、結構大きくて普段持ち歩く気にはなれなかったのだ。


左から「KBC-L3S」「Advanced W-ZERO3[es]」「Universal Battery Extender」

　さて、問題はこのバッテリーをどのようにして充電するか。この製品は「eneloop mobile booster」という名を冠しているものの、(Ni-MH充電池eneloopを使うわけではなく)USB端子からの給電を受けて内蔵リチウムイオンバッテリーの充電を行う。PCのUSB端子につなげたり、USB出力付きACアダプタを別途用意して充電する必要があるわけだ。ちなみにカラの状態から満充電までに要する時間は7時間。ほぼ一晩かかるので、前者の方法はあまり現実的ではないかもしれない。

　そこでひらめいたのが、任天堂Wiiを使って充電する方法。

　Wiiの背面にはUSBポートが2基あるが、いまのところこのポートを利用する周辺機器はほぼ皆無。(インターネットチャンネルで利用できる)USBキーボードを繋げていたとしても、もう1ポート遊んでいるはずだ。そして、このUSBポートからは、Wiiの電源を切っている間も5V出力されている点がミソ。KBC-L3Sの充電にもってこいなのである。

　リビングルームのWiiが、意外なところで役に立っている。


充電するたびにWii本体を引っ張り出すのは面倒なので、短めのUSB延長コードを繋いで前面からアクセスできるようにしている。

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• 出版社/メーカー: Anker
• メディア: エレクトロニクス

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