WiiメニューVer.4.0J リリース

SDカード内のコンテンツ直接起動に対応した「Wiiメニュー 4.0J」がリリースされた。

Wii本体には512MBのフラッシュメモリが搭載されており、コンテンツやセーブデータを保存するためのユーザー領域として使用できる。

しかし、ショッピングチャンネルからいくつものコンテンツ(チャンネルやVCソフト等)をダウンロードして楽しもうとすると、512MBの容量を使い切ってしまうこともままある。

こうした場合、従来は本体内アプリを
(1) 削除する (2) Wii本体に挿したSDカードへ移動(コピー)する
のどちらかの方法でしのぎ、本体メモリに空きを作るしかなかった。

一度購入したコンテンツはショッピングチャンネルで何度でもダウンロードできるため、(1)で削除してしまっても特に問題はない。また、(2)の場合も、遊びたくなったら再び本体へコピーすればよい。

……が、この手間が結構面倒だったりするのだ。

そこへ登場したのが「Wiiメニュー 4.0J」。SDカード内のコンテンツをいちいち本体にコピーすることなく、直接起動できる機能が追加された。

Wiiメニューから「Wiiオプション」→「Wii本体設定」→「Wii本体設定3」と進めばダウンロード(本体更新)することができる。


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本体更新が完了すると「Wii本体設定1」のバージョン表示が「Ver.4.0J」になり、Wiiメニュー左下には「SDカードメニュー」が追加される。






「SDカードメニュー」を選択するとSDカード内のコンテンツが一覧表示される。ここで遊びたいコンテンツを選択すると、SDカードから自動的に読みこまれて即座に起動する。




1画面に表示されるコンテンツは12個。Wiiメニュー同様画面左右の矢印ボタンでページ切り替えもでき、計20ページ240タイトルを管理できるようだ。

画面右下の(?)を選択すると「SDカードメニューについて」が開く。セーブデータに関してはSDカードからの自動読み込みが行われないとのこと。





念のため、本体コンテンツをSDカードにコピーする方法を記しておく。


(1) Wiiメニュー左下の「Wiiオプション」を選択したあと、「データ管理」を選択。




(2) データ管理メニューで「チャンネル」を選択。




(3) SDカードに移動・コピーしたいタイトルを選択して、「移動」または「コピー」を行う。


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(4) ちなみにチャンネル管理画面上部の「SDカード」タブを選択すれば、SDカード内コンテンツの移動・コピー・削除も行える(操作方法は(3)と同じ)。




なお、今回の本体更新で32GBまでのSDHCカードにも対応したようだが、手持ちがないため検証していない(これまでは2GBまでのSDカードに対応していた)。

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