炊きたて一善

　久々に「炊きたて一膳」でご飯を炊いた。

　「炊きたて一膳」は波佐見焼のご飯茶碗だが、ただのご飯茶碗に非ず。研いだ米と水を入れ、「15～30分浸す」→「レンジ(150～200W)で15分加熱」→「10～15分蒸らす」と一人分のご飯が炊けてしまう一石二鳥な茶碗なのだ。無洗米を使えば研ぐ必要すらない（が、軽くゆすいだほうがいい）。

　茶碗にしては大ぶりで肉厚があり、フタが二重になっているのは蒸らし時の保温効果を高めるためだろう。

　楽天のレビューには「吹きこぼれて使い物にならない」と書かれていたりもするが、500W超出力で加熱しているからだろうなぁ。うちではまったく無問題、どころか、洗い物が減って楽だ。

　もっとも、季節や水温、浸し時間、使用するレンジによって加熱時間を加減する必要はある。慣れないうちは炊きあがりが硬めだったり、柔らかめだったりする。ちなみにうちの場合は、200W13分加熱くらいが標準タイム。

　しかしまあ、いい炊飯器で炊いたご飯と比べると、お味の面ではやや劣るかなぁ……。

　「炊きたて一膳」に、ひとつだけ要望をあげるとすれば「カレー用」が欲しい！　カレー皿タイプの「炊きたて一膳」があれば、炊きあがったご飯にカレーをかけてすぐ食べられるのに！

P.S.
　実は今使っている「炊きたて一膳」は二代目。一代目は3月11日の地震で茶箪笥から落下して割れちゃったんだよね。

電子レンジで美味しいごはん 炊きたて一膳 ゴス巻唐草

• 出版社/メーカー: 山下陶器
• メディア: ホーム&キッチン

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